今回は英語の未来形will と be going toの使い分けについてお話ししたいと思います。
簡単な日常会話をマスターするには現在形、過去形、未来形、その後に現在完了形・・この4つをマスターすれば大抵の簡単な日常会話はできるようになります。
今回はその中でも未来形に絞ってお話しします。そして、もう一つ後半には日本の英語の教科書では教えてくれないbe going to が実は be +動詞+ing形 と同じ意味という説明もしますので是非最後まで読んでください。
will=be going toではない!
日本の英語の教科書ではよくwill= be going to で未来のことを表現しますよというお話をします.教科書などでも見ると同じような意味を持つ他の表現に書き換えなさいなどという問題が出たりしますが実はこれはwillとbe going toは意味が違ってきます。
例があると分かりやすいと思うので2つのパターンでご説明します。
パターン1は女性2人がカフェに座って話し始めました。一人が”Let’s have a party”と提案します。
もう一人がそれに対して”Sounds good. I will invite Mary and Ann”と答えます。
ここでのポイントは座って初めて2人でパーティをしようとその場で決めました。
時間軸があるとわかりやすいので時間軸を使ってご説明します。
この二人はカフェに座って初めて今パーティしようよという風に言ってその場で決めたんですね。ですのでこの場合はその時に初めて何か決めた未来の出来事について話すときにはこのwillを使って I will invite…というような形で英語では表現します。
次にパターン2です。これは他の友達と先ほどの2人のうちの1人が前日に電話で明日会うことを決めていたとします。
同じようにカフェでの会話になりますがちょっと表現が違ってきます。
一人目が”How are you?” と声をかけました。
相手は”I am going to meet up with Tracy tomorrow”と答えました。このパターンの時間軸はこんな感じです。
もうすでに過去に予定を決めていてそして現在その他のお友達とあってその話をするときには、すでにに決まっている未来の予定を話すときにはbe going to を使って”I am going to meet up with …”というような形でbe going to で表現をします。
もう一つ英語のネイティブは be going toの代わりに現在進行形をよく使います。ですので例えば”I am going to meet up with Tracy tomorrow.”という代わりに”I’m meeting up with Tracy tomorrow.”という表現をして近い未来なおかつ、すでに予定が決まっている未来の予定のことをこのような表現で現在進行形をよく英語のネイティブは使います。
テレビのドラマや映画などで現在進行形を使って未来のことを表現していることがよくありますので、ぜひこれをちょっと気にしながら英語を聞いてみると「あー、ホントだ」というところがあると思いますのでぜひ聴いてみてください。