今回は、若いうちに海外へ出るということの大切さを私(Michiyo)とアシスタントのTくん=2人の体験をもとに書きたいと思います。
私(Michiyo)がアメリカの大学に留学した当時、1ドル=150円の時代で本当に留学費用も高かったのを覚えています。
両親が共働きでいてくれたからこそ達成できた米国大学への進学。住宅ローンを抱えながら娘を学費の高いアメリカの大学に4年も通わせる事は本当に大変であっただろうと・・・今でも感謝しても感謝しきれません。
(両親は私に何一つお金の事については当時いう事はありませんでしたが、卒業後祖母かボソッと私に”お前が留学していなかったらマンション1戸買えたわ・・・。”と。それだけお金がかかったんだよという事を言いたかったんだと思います。本当にその通りです。)
私の今があるのもその留学時代の「学びの機会」と「努力したいと思える環境で過ごせた」経験のおかげ。本当に若い頃に旅行ではなく海外に進学出る事が出来て良かったと思っています。
知識と教養は誰からも奪う事は出来ない・・・という父の言葉は今でもしっかり私の中に根付いていて、だからこそ、それからずっと自分自身が未来の子供達の為に・・・と教育に関わり続けているのだと思います。
ユニクロの柳井正さんの財団が海外奨学金を提供しています。もうすぐ応募が始まるようです。
下記の財団のページの中に奨学金をもらって海外の大学に進学した学生達のインタビュー動画があるのですが、どの学生も将来の自分の夢、目標に関して話している姿は本当に素晴らしいものです。(皆しっかりしているなあ。)
柳生さんは以前「この国を出よ」という本を出版されているのですが、私も当時読んでとても共感できるものでした。彼が伝えているメッセージは海外に出て色々と刺激を受けて学んできた事を日本に帰国した後で日本の繁栄に役立ててほしい・・・というメッセージ。
本当にそれが出来たら素晴らしい国になるなあと私もそれを願っています。
奨学金は1年に1000万円ほど、4年で4000万円近くの奨学金が貰えます。費用の心配をする事なく留学できるこの機会、出来る学生がいたら是非チャレンジしてみてください。
*****ここからはアシスタントのTくんの経験談です*****
アシスタントのTMもまだ若いですが、幸せなことに5回ほど渡米した経験があります。
行き先は、ハワイとアイダホ。
ハワイに最後に行った時に、「東北レインボーキッズ」というプロジェクトに参加しました。
東日本大震災で被災した、中高生を対象にハワイに招待し、ハワイを通して学習・経験をしてもらおうというプロジェクトでした。
この時たまたま、日程が合ったのでボランティアとして参加しました。
その時お会いしたのは、福島県の高校生たち。
2016年当時、福島の自宅近くの海水浴場は、がれきなどの危険があるから立ち入り禁止。道なども不通のまま。なんてことも聞きました。
実際のことはテレビで見るだけで現地の方に聞く機会はありませんでした。
そしてもう1グループに会いました。それは、ハワイに住む現地の高校生。
彼らは日本人であるけれど、生まれも育ちもアメリカ。
アイデンティティがどこにあるのかが難しい。彼らはそう言いました。
このケースも私は、人種と母国の関係など考えたこともありませんでした。
世の中には知らないことがたくさんあり、自分は無知でした。
私の普段の生活が普通だと思っているけれど、自分の普通は他人にとっては普通ではない。
知っている世界が全てではない。
私が海外に出たい理由の一つに物事を多面的に見たいということがあります。
それは、あることが日本では〇〇と教えられていてもBという国では△△と教えられているかもしれない。
また、ある人は□□と考えているけれど別のバックグランドの人は♢♢と考えている。
その考えや教えを学ぶことによって知識が2倍3倍になり、考え方は無限大に広がる。
これが私の海外に出たい理由の一つです。
しかも、頭にバイアスがかかっていない若いうちに。できるだけ若いうちに海外を経験することで、普段の生活の中で疑問を持ち、物事を解決する能力が上がったり、新たなアイデアが生まれることがあるかもしれない。
そういった意味で海外への挑戦は可能性を秘めているのです。
ぜひ、自分のやりたいことを貫き、可能性を広げてみてください!!
前半で紹介した財団と本は下記よりチェックしてみてください。
財団のページはこちらです。 https://www.yanaitadashi-foundation.or.jp/scholarship/ 「この国を出よ」はオススメの一冊です。https://amzn.to/3cfb3yq